前立腺生検を行う

月日 

事 項
  
         治療内容と結果 状況および感想 


07


12


1


術後2
6カ月検診(PSA目標値に到達)



泌尿器科受診


11:00 尿検
10:30
体調、特に問題ない旨を報告。

 
 Drから前回採決したPSA値の説明あり。
 採血の結果は

  PSA値0.79ng/ml

 PSAの我が目標値0.20(単なる思い込みだろうが)をクリアー

 Drの説明では

理想的な数値で推移している
このまま半年毎の観察を継続する 
排尿改善剤ハルナールの服用は中止
・今日の採血結果は、次回検診時に知らせる


放射線科受診

12:30
 現在の体調等を報告。

 PSA値について、泌尿器科と同様の話あり。

    次回検診は20530



 外来待合室で「北海道がんセンター通信・創刊号」という小誌が目に留まった。
 「がん相談支援情報室」と「がん患者団体サロンを設置したのを機に、患者や家族への支援強化を目的に創刊したとある。
 ページを開くと、最新情報や正確な統計を患者や家族に発信したいなど、随所にスタッフの熱い思いが滲む。

 生まれてすぐに壊れて消えるシャボン玉と思われた「がん対策基本法」の理念が、元気に産声をあげていた。

 特に永森泌尿器科医長の「前立腺癌検診の是非」は、地方自治の視点から厚労省研究班に異を唱えてきた私には、創刊号にふさわしい玉稿と映った。

 こうした活動は患者や家族の心に響いて、はじめて光り輝くもの。
 途中ではじけることなく、必要な情報は確実に患者の元に届いてほしいものである。地方の患者にも。
 そして、ゆっくりでいいから、何時の日か北海道がん医療の中軸に育ってもらいたい。


 さて、術後2年目の検査結果は0.16であった。
 「絶対値などない」のを承知しながらも、密かに目標数値を0.2としてきただけに嬉しい。
 
 来年は、この0.2レベルの維持と、最終目標である0.1への到達を目指したい。「日本で生まれた独自の健康システム、前立腺癌集団検診の意義」の生き証人であり続けるためにも



         

                                     近作「幸せ地蔵」


    今年1年間、応援くださった皆様、ありがとうございました。
     どうぞ良い年をお迎えください。