前立腺生検を行う

月日
事 項   治療内容と結果   状況および感想  
 

06


10

27



術後1年6カ月検診(PSA最低値に)



泌尿器科受診

10:00 尿検

10:30
体調、特に問題ない旨を報告。

 Drから前回採決したPSA値の説明あり。
 採血の結果は     
  
   
  PSA値0.79ng/ml
 

 これまでの最低値。

 Drの説明によると

理想的な数値なので、以降の多少の上昇は気に
 する必要なし

このまま観察を継続する     
・今日の採血結果は、次回検診時に知らせる


放射線科受診

11:30
 現在の体調等を報告。
    今回はレントゲン撮影なし。
   PSA値について、泌尿器科と同様のコメン
   トあり。

    次回検診は1922

 

 PSA値には、動じない覚悟で受診。結果は「案ずるより生むが易し」で、これまでの最低値だった。
 
 これから12年かけて、最下点を目指すのだが、自分なりの目安は付けておきたいのだが、現時点では標準的な指標はない。最下点に達するのに7年もかかった例もある。

 それに、我々にとって不幸なことは、
放射線治療をした患者の1/3が、1236か月後に一時的なPSAの再上昇を体験することだ。これが医者を困惑させ、患者の不安を掻き立てる。

 情報餓鬼道をさまよう中で、
術後にPSA1以下で経過すれば90%以上の確率で10年間再発しないとの報告(テキサス大学がんセンター教授等)に遭遇、展望を得た思いもあるが、PSA1を超えて安定する場合も少なくないのも事実

 患者個々が自分の最下点から再上昇しないことのほうが、もつと大切
なのだ。

 自己判断は危険だが、日常的な不安払拭のためにも、自分のPSAの再上昇時のボーダーラインを、最低値プラス1とする。
 
つまり、現在のPSA最低値は0.44だから、これに1を加えて1.44を超えた時に、腹を括って医師と相談するという考えだ

 それまでは心の平安を期して、泰然自若を決め込む。



   
    
 
                        近作「焼締め酒器」