06年
10月
27日
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術後1年6カ月検診(PSA最低値に)
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泌尿器科受診
10:00 尿検
10:30 体調、特に問題ない旨を報告。
Drから前回採決したPSA値の説明あり。
採血の結果は
これまでの最低値。
Drの説明によると
・理想的な数値なので、以降の多少の上昇は気に
する必要なし
・このまま観察を継続する
・今日の採血結果は、次回検診時に知らせる
放射線科受診
11:30 現在の体調等を報告。
今回はレントゲン撮影なし。
PSA値について、泌尿器科と同様のコメン
トあり。
次回検診は19年2月2日
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PSA値には、動じない覚悟で受診。結果は「案ずるより生むが易し」で、これまでの最低値だった。
これから1〜2年かけて、最下点を目指すのだが、自分なりの目安は付けておきたいのだが、現時点では標準的な指標はない。最下点に達するのに7年もかかった例もある。
それに、我々にとって不幸なことは、放射線治療をした患者の1/3が、12〜36か月後に一時的なPSAの再上昇を体験することだ。これが医者を困惑させ、患者の不安を掻き立てる。
情報餓鬼道をさまよう中で、術後にPSAが1以下で経過すれば90%以上の確率で10年間再発しないとの報告(テキサス大学がんセンター教授等)に遭遇、展望を得た思いもあるが、PSAが1を超えて安定する場合も少なくないのも事実。
患者個々が自分の最下点から再上昇しないことのほうが、もつと大切なのだ。
自己判断は危険だが、日常的な不安払拭のためにも、自分のPSAの再上昇時のボーダーラインを、最低値プラス1とする。
つまり、現在のPSA最低値は0.44だから、これに1を加えて1.44を超えた時に、腹を括って医師と相談するという考えだ。
それまでは心の平安を期して、泰然自若を決め込む。
近作「焼締め酒器」
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