08年
11月
28日
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術後3
年検診 |
泌尿器科受診
10:30 尿検
11:30 問診。 体調、特に問題ない旨を報告。
前回採血したPSA値の結果は
・0.1の壁を突破、これまでの最低値を更新。・理想的な数値、引き続き半年毎の検査を続けて、5年後には年1回の検査としたい。
放射線科受診
13:00 問診のみ
・順調な推移、数値はこれから更にゆっくりと
さがるだろう。一番よい傾向といえる。
・本院で、急激に0.01まで下がった特異な例が
あるが、こうした数値動向の患者は、どうし
ても後遺症の危険が伴う。
・次回は4年目の節目なので、レントゲンを撮らせて頂く。
次回検診は21年5月29日 |
ひさしぶりのがんセンター、なんとなく慌しい。
原因は「電子カルテ導入に伴い、ご迷惑をおかけしますが、しばらくの間、ご協力ください(概要)」との張り紙にあった。
それと知って目を向けると、新システムの説明に大童な事務職や看護職の姿がここそこにあった。
担当の看護師に聞くと「今月からです。ペーパーレスの筈なのに、紙に埋まっています」とのこと。
泌尿器科では、担当医が市立稚内病院からがんセンターに至る私の病歴を、電子カルテに入力する姿を目の当たりにすることに。「しばらく、お待ちください」と必死に入力する医師が、少々気の毒だった。
放射線科では、日頃パソコンやデジカメを手際よく活用する担当医が「お待たせして申し訳ありません。システムが変わったもので・・・」と、疲れきった表情で話していたのが印象的だった。
たしかに、電子カルテの利便性は患者にとっても大きいと思う。
自分のカルテ作成をじっくり観察できたし、私が興味を示したデスクトップの「検査結果時系列」や「尿定性緊急報告書」を、気軽にプリントアウトして貰えたが、これも電子カルテならではのサービスといえよう。
しかし、これまで診療時間外に行っていた業務を、診察と同時に行うのは容易ではない。医師の診察が患者とではなく、パソコンとの対話になってしまわなければよいのだが。
診療システムの進化が、医療の低下や更なる医師不足を生じるないよう祈らずにいられない。そんな、一日だった
「穴窯焼締め大鉢」
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