術 後 10 年 検 診  

月日

事 項
  

治療内容と結果 
 
 状況および感想 
 

15

 
6

2日




術後10
年検診


泌尿器科受診

10:00 尿検査
1
0:30 問 診


 
PSA値は、

       PSA値0.01ng/m    
で゛最低値に到達

摘出手術の場合と異なり、これ以上下がることはい。測定器も0.01以下の測定不可精度のものを使用しているとのこと。

・尿検査で+4の高い糖を検出、「前立腺癌で死ぬことはないが、コントロールしなければ糖尿病で死ぬことになる」と脅かされる。

・検診は以降、2年年置きとしたいとのこと。


放射線科受診
  
11:30 問 診
 患者数が少なく、予約時間に受診。

・1年間、排尿関係・直腸状況
に変化なく推移している旨告をげる。

70代前半の性機能の弱体化は加齢によるものか、放射線の影響によるものかの判断は難しいとの説明があった(前回も同じ説明があったはず)

・検診が2年に1回に変更されたことについて、少しの時間だが意見交換できた。
  
 
    次回検診は1766

          忘れてしまうかも


 

れまで、私の定期検診日の天候はいつも快晴。心地よい環境で結果報告できました。しかし今日は、例外中の例外で、低温・強風、それに雨交じりの最悪の状況下で受診でした。

ともあれ、10年目にしてPSAが最低値に到達。「思えば遠くに来たもんだ」といった心境です。

 検診が2年に1回に変更された理由は、どうやら前立腺癌治療後の定期健診や投薬継続の患者がネズミ算的に増え続けていることにあるらしい。
 過って「前立腺癌の場合、定期的にPSAを測っていれば、決して再発を見逃すことはないのだから、近所の病院で測定するようにしてはいかがか。癌センターの高度な技術は、我々の定期検診についやすよりも、もっと厳しい患者のために活かしてもらいたい」と具申したことがありましたた。
 このときは、泌尿器科Drから「専門外の医師に正しい判断はできない」と、一蹴されてしまいましたが・・・。

 今回、その話を放射線科Drにしてみたところ、首都圏では、すでに4,000名もの治療後の患者を抱えている病院もあり、こうしたところでは、すでに経過観察等は他の病院に委ねているとのことでした。当然の帰結と思います。

 がんセンターにも、年1回の検診を2年に1回にするようなその場しのぎの対策ではなく、高度医療に特化した病院に改変して、治療の順番を千秋の思いで待っている患者を、一日でも早く治療してあげる体制を構築してもらいたいものです。