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月日 |
事項 |
治療内容と結果 | 状況および感想 |
04年 11日 |
職場定期健診でPSA |
職場の定期健診(オプションメニュー)で、前立 腺癌の腫瘍マーカー「PSA」検査を受けた。 PSA検査 血液サンプルから、前立腺特異抗原(PSA)を調べる検査。前立腺癌の進行を的確に感知する優れもの。 PSAは前立腺がつくり出す物質で、特に癌細胞が多くのPSAを血液中に放出するため、PSAの量を測定することで、癌の可能性をチエックできる。我が国では10年ほど前から普及し始めた。
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市は、今年から市民集団検診に前立腺癌「PSA検査」の追加を決定、年度内実施に踏み切った。 私自身についていえば、最近トイレに行く回数が多くなり、尿の出が少々悪くなったことが気懸かりだった。 公務員生活最後の集団検診でもあり、簡単な検査らしいので、この機会に「PSA」検査を受けることにした。 |
7月 16日 |
検診結果は精密検査が必要 |
「前立腺癌検診結果通知書」が自宅に郵送された。 その通知書には 「精密検査が必要です。本書を持参の上、できるだけ早く、指定の医療機関で検査を受けて下さい」と記載されていた。 とのこと。 PSA値 高齢化とともに上昇する傾向だが、どの年齢でも、次の数値が癌判断の目安となる。 4ng/ml以下 ― 青信号 4ng/ml〜10ng/ml --黄信号 10ng/ml以上 ― 赤信号 ただし、前立腺炎など前立腺癌以外でもPSAが上がる場合がある。一方、4ng/ml以下でも癌が存する場合もある。 |
だが「前立腺」がどんな働きをするのか、機能障害でどんな不都合が生じるのか、いくら考えても答えは浮かんでこない。結局自分は何も知らないことだけがわかった。 インターネットで検索すると、その情報量の多さに驚く。「悪性度」「死亡率」「余命」など、デスク上に出現する過激な語彙に言葉を失う。 「前立腺癌」発症、絶望的な闘病生活、そして死の宣告、そんな予感が頭の中で徐々に水位を上げだした。 とにかく「通知書」に従って、近日中に専門医を訪れなければなるまい。 |